骨格

先日、チャンピオン犬を飼われている方とお話し出来る機会がありました。本当に美しいアイリッシュ・セッターが2匹。走る姿も優雅です♪
犬の骨格はほとんど、どの犬種も同じだそうです。ジャーマン・シェパードの一部に肩の開き方にインかアウトかの違いがあるという。匍匐前進が長い時間出来るのはそのおかげらしい。
その方にルークの体を触っていただいた。その結果に唖然・・・その方の言うとおり、ルークのウィークポイント、ズバリ的中!
1.走りが遅い(俊足でない)
2.ジャンプが低い
何故かを細かく説明してくださいました。まずルークのこの写真↓
-赤線が90度の肩 青線がそれ以上の肩


前足を見てください。足の付け根の肩の部分が90度じゃないので、前足があまり前へ伸びない。私が見ても肩の部分が扁平で90度以上なのが良く分かった。後ろから前への伸縮性が少ないので、ぐっと前へ出れないと言う。後ろ足についても同様の事が認められた。2枚目の写真は解りにくいとは思いますが、ショウドッグを思い出してください。頭を持ち上げられた状態。あの状態での角度が決まるそうです。良い犬は胸が特に張っている。ショウドッグとは見た目だけとは違い、運動能力も勝っているらしい。
ルークが一生懸命ジャンプの練習をしても、さほど進歩がなかったのは「今はこれが限界です。」と言っているようなもの。しかし、そんなルークでも鍛え方しだいで変わるそうだ。まずは、自転車で走らせる。ここで重要なのは、人間でいう駆け足。ギャロップはさせないこと。足を前へ出す筋肉をつけるため、ショウドッグのように足を伸ばして走らせること。もう一つ有効なのは水泳。ギャロップ泳ぎの犬は顔が沈むため、水をバシャバシャとはねさせる。静かに顔だけ出して泳いでいる犬を見たことがあるでしょう?あれがベストだそうです。
さてどうするかね〜ルーク君。